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舞台は京都! ブライアン・イーノが音と光のインスタレーションを開催。

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April 23, 2022 | Art, Architecture | casabrutus.com

ヴィジュアル・アート界の革命児、そしてアンビエント・ミュージックの第一人者、ブライアン・イーノ。6月3日より、〈京都中央信用金庫 旧厚生センター〉を会場に、展覧会『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』が開催となる。

ヴィジュアル・アート、音楽など多方面で、まったく新しい価値観を創造し続けてきた、英国出身のアーティスト、ブライアン・イーノが、京都を舞台に、6月3日より、展覧会『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』を開催。4月25日より、オリジナル・ステッカーの特典付き前売りチケットが発売となる。

アンビエント・ミュージックの創始者でありヴィジュアル・アートのパイオニアのひとりとして知られ、そして気候変動の解決を目的として慈善団体『RarthPercent』としても活躍するブライアン・イーノ。「アートは人々に何かをもたらすために存在しているのではないか」。 photo_ Cecily Eno

イーノは、反復でない、途絶えることなく続き、そして常に変化する音楽を「ジェネレーティヴ・ミュージック」と名付け、発表してきた。その手法をヴィジュアルの分野に用いたのが、音と光の双方が途絶えることなく常に変化し、そしてシンクロし合う、「ジェネレーティヴ・アート」だ。

絶え間なく変化する音と光がシンクロする代表作《77 Million Paintings》。「私が夢見たのは、反復ではない、常に変化する音楽を作ることでした」。その精神はアート作品にも現れる。

『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』では、ヴィジュアル・アート界に革命をもたらしたイーノによる、パンデミック以降、初となる大規模なインスタレーション展だ。会場となる築90年の歴史ある建築物〈京都中央信用金庫 旧厚生センター〉は、代表作《77 Million Paintings》、《The Ship》などをはじめとした、イーノの音と光のインスタレーションで彩られる。

違った個性を持つスピーカーから溢れる、異なる音が奏でるミックスを楽しむ《The Ship》。

音楽家、そして、アーティストとしての活動に加え、環境問題にも早くから取り組んできたイーノは、コロナ禍のいま、世界的文化都市である京都の地でどんなメッセージを発するのだろうか。

会場となるのは、築90年の歴史を持つ〈京都中央信用金庫旧厚生センター〉。一館丸ごとイーノのアートに彩られる。

『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO(ブライアン・イーノ ・アンビエント・キョウト)』

〈京都中央信用金庫 旧厚生センター〉京都市下京区中居町七条通烏丸西入113。2022年6月3日~8月21日。11時〜21時(入館〜20時30分)。無休。前売チケット平日1,800円、土日祝2,000円(特典付前売チケットの発売は4月25日~5月8日)。一般チケットは平日2,000円、土日祝2,200円。

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