August 21, 2021 | Design, Architecture | casabrutus.com
2020年7月に開館した〈こども本の森 中之島〉の前に、安藤忠雄デザインの高さ3メートルの巨大な円錐の温度計付き時計が設置された。
大阪・中之島公園の一角に、温度計と時計の機能を兼ね備えた円錐形のオブジェが設置された。高さ3メートルの対になったガラスのコーンは、「地球の体温計」と名付けられ、上昇を続ける地球の体温を可視化する意図が込められた。青色のLEDが上下することで気温を表示する。
「地球はひとつ。気温を視覚化することで、年々暑さが増す地球規模の環境に意識を向けながら、50年後、100年後も人々に愛され、この地に残り続けてもらいたい」と建築家の安藤忠雄は述べた。