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岡山県蒜山高原で、隈研吾が提案する資源活用の新たな可能性。

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August 13, 2021 | Architecture, Design | window on the world

岡山県真庭市に新たなランドマーク〈グリーナブルヒルゼン〉が誕生。東京・晴海から移築したパビリオン〈風の葉〉、〈蒜山ミュージアム〉などすべてが隈研吾による設計。

光が注ぎ、風が抜ける半屋外仕様の〈風の葉〉。パネルの素材は、木材を直交して重ねたCLT(直交集成板)。節の多い木材を活用でき、資源の有効利用が可能。

東京・晴海から移築した〈風の葉〉は、再生できる持続可能な建築のあり方を提示している。注目は〈サイクリングセンター〉。蒜山の里山の生態系維持のために刈る茅を軒下や天井に活用。資源を活かし循環させる新時代の建築を体現する施設だ。

〈サイクリングセンター〉は茅のほか〈風の葉〉と同様のパネルを採用。

〈グリーナブルヒルゼン〉

岡山県真庭市蒜山上福田1205-220 TEL 0867 45 0750。9時〜17時。水曜休(祝日は開館、翌日休)。

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