May 18, 2021 | Design, Architecture | window on the world
東京・広尾に、超高級レジデンスブランド「AMOMA」の第1弾となる〈AMOMA 広尾〉が誕生した。
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インテリアデザインを手がけたのはWonderwall®片山正通だ。
「“西と東” をテーマとし、インターナショナルなモダニズムの中に日本の伝統的な美的感覚が融合する、普遍的かつ新鮮な空間を目指しました。住む人にとって重要なのは表層的な贅沢さではなく、奥ゆかしくて品がある、奥行きのある空間です。居住空間におけるラグジュアリーをWonderwall®として定義したいと考えました」と片山は語る。
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家具は日本で希少なフランスの〈リエーグル〉を使用。和漆喰の壁やアールのかかった黒大理石の床、暖炉のソープストーン、手編みラタンの収納扉など、普遍的ながら本質的な素材にこだわった。
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「空間全体を見て調和の取れていない部分を消すようなディテールを、数えきれないほどデザインしました。そうした繊細な処理が全体の空気感を作っています」
余念なく丁寧に作り上げられた空間ながら「デザインを感じさせないこと」が徹底されているのだ。
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