October 11, 2020 | Architecture, Design | window on the world
タイ・バンコク中心地のショッピングモール〈セントラルワールド〉に出現した、巨大な “ツリー・キャノピー”。全面がぐるりとガラス張りのアップルストアは世界でも初だとか。
![](http://casabrutus.com/wp-content/uploads/2020/10/1002apple01_1104.jpg)
設計を手がけたのはフォスター+パートナーズ。中央にそびえる柱はスプルース材で作られており、表面にホワイトオークの小片1,461枚が細かく接ぎ合わせてある。通気性や音響的な機能を果たしつつ、見た目の美しさも実現させているのが見事。
ガラス越しに店の中と外がつながり合い、あたりの緑と一体化する。エネルギッシュなエリアの中で、穏やかに輝く彫刻のようなストアだ。1〜2階の移動は螺旋階段、もしくは鏡面仕上げのステンレス製エレベーターで。ちなみに2階は高架鉄道スカイトレインにも直結、アクセスも抜群だ。
![](http://casabrutus.com/wp-content/uploads/2020/10/1002apple02_1104.jpg)