August 1, 2019 | Food, Architecture, Design | casabrutus.com
フランスの老舗パティスリー〈ラデュレ〉の路面店が、京都・四条に登場。フランスのエスプリと京都のはんなりとした空気感が混じり合った、極上の空間が出来上がりました。

1862年にパリで創業した〈ラデュレ〉は、カフェとパティスリーを融合させた「サロン・ド・テ」の歴史を作り上げたことでも知られている。その魅力は、華やかなカラーリングのマカロンや香り高くエレガントなパティスリーと、その世界観を空間やパッケージなど細部に渡るまで徹底した、豊かなデザイン性にある。〈ラデュレ 京都四条店〉は、ブランドのアイデンティティはそのままに、京都ならではのテイストを加えた、世界で随一の空間に仕上がっている。

1階のブティックではマカロンやパティスリーのほか、ステーショナリーも販売。1階奥の瀟洒な階段を上がると、2階・3階のサロン・ド・テにつながる。華やかな“ハレ”の日にふさわしい空間でありながら、居心地の良さも感じさせるサロン・ド・テは、パリと京都というふたつの都市に共通する、荘厳な歴史と文化を象徴するかのよう。ここで供される限定メニューは、地元・京都からの素材がふんだんに使われている。パリと京都のマリアージュを享受できるのは、世界中でここだけだ。

