December 20, 2024 | Food, Design | 365 MAMEZARA TSUMAMI
わくわくする一皿が毎日の献立づくりの助けになる人気連載【365日豆皿つまみ。】から、2024年に最も注目を集めたお料理&豆皿をピックアップ!
【1位】ふんわりトマト卵炒め(ツレヅレハナコの10分つまみ)
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中国や台湾などでよく食べられる「トマト卵炒め」。昔からよく作るメニューですが、最近仲のいい中華料理屋さんで出してもらったら、作り方が全然違う! おもしろかったので今回はそちらの方法で。最初、卵にざっと火を通して取り出すのは同じですが、その後はトマトを多めの鶏ガラスープで煮こむ感じ。時間が経つとふんわり感が失われるので、早めに食べるのが正解です。
【2位】いちじくの白和え(ワタナベマキの秋の家つまみ。)
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豆腐を和え衣に使った白和えは、和食を代表する料理のひとつですが、合わせる食材によって洋風にも変化します。プチプチとした食感とコクのある甘さのいちじくは、白和えとも相性抜群。衣が素材にしっかり絡むように、絹豆腐ではなく、ねっとり食感の木綿豆腐を使います。
【3位】水ナスのパルミジャーノおかか和え(濱守球維の夏の家つまみ。)
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実は、パルミジャーノとおかかが好相性。水ナスは塩を入れると水分が出たり色が変色するので、食べる直前に和えてください。コリンキーを薄めに切って1分半〜2分半ほど蒸し、この衣で和えてもおいしいです。
【4位】新玉ねぎのチャンアチ(キム・ナレの韓国つまみ)
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チャンアチ=漬物の意味。醤油漬けやコチュジャン漬けなど、漬物のすべてをチャンアチと言います。今回は新玉ねぎを醤油漬けに。普通の玉ねぎより、柔らかくて食感がふわっとしておいしいです。砂糖と醤油と酢と水を沸騰させて、熱々のところを玉ねぎにかけるだけ。1日常温におけば次の日から食べられます。きゅうりや白菜を漬けてもよく、アレンジがいろいろききますよ。
【5位】にらまんじゅう(キム・ナレの韓国つまみ)
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ある日ふと生春巻きの皮を使ってみたら、うまくできたのでご紹介します。ハサミで切ったところが糊になって接着され、ちょうどいい形に仕上がります。チュッパチャップスを想像して包むとやりやすいです。片栗粉を肉だねにまぶすのは、皮にくっついてしまわないため。片栗粉の層をつけずに直で包むと、水分で加熱している間に皮が溶けてしまいます。少し酢をかけて食べてもおいしいです。
【6位】ミョウガの味噌グリル(アベクミコのエスニックつまみ。)
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もともとミョウガがとても好きだったのですが、青森で田楽のように味噌をつけて焼いたものをいただき、タイのタオチオでアレンジしてみました。タオチオは大豆の発酵調味料で、タイでは空芯菜の炒め物やカオマンガイなどによく使われています。できれば直火で焦げるまで焼くのがおすすめです。バーベキューなどでつくっても人気があると思いますよ。最後にごまをふってもおいしいです。
【7位】キヌアとヘンプシードの蕎麦味噌風(真藤舞衣子の発酵食つまみ)
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そのままでちびちびつまむのもいいし、ご飯にかけたりおにぎりの具にしたりしてもおいしいです。キヌアは柔らかくなるまでしっかり茹でてください。お好みで黒七味をかければ、日本酒と最強の組み合わせになります。
【8位】芝麻ウフマヨ(今井亮の中華つまみ)
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半熟卵にすりごま入りのマヨソースをかけて、ラー油をたらり。白すりごまはたっぷり、入れられるだけ入れちゃいましょう! ごまの豊かな香りが食欲をそそります。ラー油は材料をカスタマイズして、自家製で作るのもおすすめです。
【9位】キム・ナレ式麻薬卵(キム・ナレの韓国つまみ)
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最近ネットで流行った「麻薬卵」を、私流にアレンジ。中毒性があるので「麻薬卵」と呼ばれているそうです(笑)。本当はもう少し砂糖を入れて甘くするものですが、食べ疲れてしまうので、私は酢を入れてさっぱりめに。卵の茹で具合は、水に卵を入れて、強めの中火で10分。お好みで青唐辛子を入れてもいいですね。
【10位】ローストポーク(アベクミコのエスニックつまみ。)
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そのまま食べてもサラダに入れてもいいし、サンドイッチに入れてもおいしいです。ごはんに乗せてローストポーク丼にしても。つくっておくと冷蔵庫保管で3、4日食べられて重宝しますよ。店では季節のソースと合わせてお出ししています。