December 20, 2024 | Design | 今日の逸品 | casabrutus.com『よく切れて美しい。料理が美味しくなる包丁10選。』より
カーサ ブルータスの人気企画「10選」シリーズから、こだわりの逸品をジャンルレスに日替わりでご紹介します。
〈グローバル〉のオールステンレス包丁
1983年に誕生した〈グローバル〉のオールステンレス包丁。切れ味の鋭さに加え、適度な重みがあって料理しやすい柄も、多くの料理人に愛される理由の一つ。ベーシックなものより全長が短く小回りの利く《ペティーナイフ13cm GS-3》。刃渡り13cm、全長26cm。8,800円。●吉田金属工業 TEL 03 6277 8230
オールステンレスなので洗いやすく、カビや菌の繁殖も気にならない。右/肉にも野菜にも幅広く使える。《三徳16cm G-57》 11,000円、中右/《文化18cm G-4》 11,000円、中左/肉を薄くスライスする時に。《スライサー21cm G-3》11,000円、左/《ペティーナイフ13cm GS-3》8,800円。
ふわっとした刃離れも〈グローバル〉の特徴。ヒミツは、峰(みね/包丁の背のこと)から刃先に向かって刀身がゆるやかなカーブを描く「ハマグリ刃」にある。刃と食材との摩擦が軽減されるため、食材が刀身に貼り付きにくく、気持ちのいい切れ味が長続きする。
刀身から柄までオールステンレス一体構造。すっきりモダンな美しさと手入れのしやすさで人気なのが、日本が世界に誇る〈グローバル〉の包丁だ。ステンレスの調理器具製造で知られる新潟県燕三条の工場で、職人たちの手によって作られている。
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