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形も手触りも温かい、後藤睦の木のうつわ。【今日の逸品】

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December 8, 2024 | Design | 今日の逸品 | casabrutus.com『デザインのいいスープ皿10選。料理家やうつわ作家も愛用中!』より

カーサ ブルータスの人気企画「10選」シリーズから、こだわりの逸品をジャンルレスに日替わりでご紹介します。

後藤睦〈matka〉オリジナルプレート

木目が美しいクルミ材のうつわは、飛騨で木工を学び、木曽でロクロ細工の修業をした後藤睦の作。旬のカブを丸ごと味わう熱々スープが似合う。《後藤睦 matka オリジナルプレート》Φ19.5×H3cm 4,620円。●matka TEL 027 384 2461。
ギャラリー〈matka〉と共に考えた、深さのあるリムプレート。形のヒントになったのは、柳川鍋に使われる古い“柳川皿”だとか。テーブルに置いた時の、コトンという優しい音も魅力。
深さは3cm。パンやサラダのプレートにしてもいいし、カレーのうつわにもちょうどいい。

温かな質感と手にした時の軽やかさが木のスープ皿のいいところ。長野県の木工作家、後藤睦がつくるうつわは、そのふっくら丸みのあるデザインで食卓の景色をも和らげる。ぜひ盛り付けてみたいのは、カブや大根、白菜をゴロンと入れたホクホクの冬野菜スープ。うつわの中で野菜を切り分けても、カトラリーのあたりが柔かいから安心だ。

原木を仕入れ、木目を見極めてカットし、木工ろくろで挽いて成形する。オイル仕上げまですべて一人で手掛ける後藤のうつわは、長く使い続けてもけば立つことがなく、使えば使うほどいい色ツヤがでる。ほどよい深さのあるデザインは、ギャラリー〈matka〉と共に考えたオリジナル。リピート買いする人も多いそうだ。

公式サイト


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