May 11, 2024 | Travel, Design | LIFESTYLE HOTEL
日本各地で絶景を望めるホテルが続々オープン。窓の向こうに広がる一面の海景色。心安らぐ日本庭園。大迫力の山々。そして高層階から見下ろすシティビュー。今回は「海」「山」「庭」「街」4ジャンルの中から、シティービューが望める「街」編の4軒を紹介します。
■ 東京｜八重洲〈ブルガリ ホテル 東京〉
2023年4月オープン。「東京ミッドタウン八重洲」の40階から45階に、〈ブルガリ〉が日本初のホテルを開業。イタリアの建築設計事務所〈ACPV アーキテクツ アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィエル〉によるデザインが、ブランドの精神と日本の文化を融合させ、まるで邸宅で生活しているかのような心地よさを提供してくれる。カクテルを片手に夕日を眺められる半屋内のテラス席がある最上階の〈ブルガリ バー〉も必見。屋内プールからは、パノラマビューが楽しめる。
〈ブルガリ ホテル 東京〉 東京都中央区八重洲2-2-1 TEL 03 6262 3333。全98室。1室250,000円〜（2名利用時）。公式サイト
■ 東京｜新宿〈BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel〉
2023年5月オープン。国内最大級の複合施設〈東急歌舞伎町タワー〉の18、39〜47階に位置。地上200ｍにある5室のペントハウスは静かで美しい時間を体感できる空間に仕上げられている。天空の「天」と日本の四季を象徴する「花鳥風月」を名前に冠し、それぞれの世界観を表現。建築家の芦沢啓治とノーム・アーキテクツが担当したフロアは、〈カリモクケーススタディ〉の家具をメインに配置。キッチンも設けられ、高層階で別荘を貸し切ったような新感覚を味わうことができる。
〈BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel〉 東京都新宿区歌舞伎町1-29-1 TEL 03 6233 8800。全97室。1室127,765円～（2名利用時）。公式サイト
■ 大阪｜難波〈センタラグランドホテル大阪〉
2023年7月オープン。タイを代表するホテルチェーンが日本に第1号店を構えた。地上33階建てのスケールで、新たな大阪のランドマークに。客室の壁には、日本で古くから親しまれてきた伝統芸能の能をイメージしたモダンな松が描かれている。窓の外に広がるのは、市内の活気ある街並みや壮大な夜景。最上階には、地上135mからの景色が望めるルーフトップレストランがあるほか、カクテルパーティーにぴったりな眺めのいいスカイイベントルームもあり、パノラマビューが楽しめる。
〈センタラグランドホテル大阪〉 大阪府大阪市浪速区難波中2-11-50 TEL 06 6616 9945。全515室。1名25,482円～。公式サイト
■ 福岡｜天神〈ザ・リッツ・カールトン福岡〉
2023年6月オープン。マリオット・インターナショナルが展開するラグジュアリーホテルが九州に初上陸。高さ111ｍ、地上25階建ての〈福岡大名ガーデンシティ〉内に入居した。19階から23階を占める客室は市内を一望できる。空間はオーストラリアのメルボルンを拠点に活動する〈LAYAN Architects + Designers〉が手がけた。日本の伝統的工芸品に指定されている “博多織” をモチーフにしたアートワークなどが並ぶ。24階には、博多湾が見渡せるバーも。
〈ザ・リッツ・カールトン福岡〉 福岡県福岡市中央区大名2-6-50 福岡大名ガーデンシティ TEL 092 401 8888。全167室。1室102,200円〜（2名利用時）。公式サイト