May 7, 2024 | Design | SHOP OF FAVORITISM
国籍、ジャンル、用途を問わず、チャーミングな品々を集めるオーナーの偏愛っぷりが突き抜けたショップを訪ねました。店主自身が欲しすぎて売りたくないモノも多数!? オーナーの個性豊かな審美眼が光るショップたちをご紹介します。
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町歩きの人々で賑わう谷根千エリア。高島大輔さんと中山良子さんが営む〈FUN again〉があるのは、喧騒を少し離れた不忍通り沿い。かつては地元の人々の集う名喫茶だった空間に生まれた、家具・インテリア雑貨中心の“リサイクルショップ”だ。高島さんが話す。
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「誰かにとって不要になったものが、次の誰かにとってはまた、日々に小さな楽しみや幸せをもたらしてくれるものになる。リサイクルショップのそういうところが元から大好きだったんです。店名にもその思いを込めました」
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あくまで “ヴィンテージ” ではなく “リサイクル” ショップにしたかった、と高島さん。「何かを見つけて買って帰れる方が絶対うれしいから」と、あえて価格を手頃めに設定しているのも、リサイクルショップへの愛ならではのことだ。オープンから1年が過ぎ、週末の営業日には開店前から列ができることも少なくない。その分商品のサイクルも早く、ラインナップは週ごとにかなり変わる。“掘り出す” 楽しみを求めて何度でも出かけたくなる店だ。
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