April 25, 2024 | Design | a wall newspaper
ジェントルモンスターの旗艦店が東京・青山にオープン。巨大な顔面、チンパンジー、ロボット……これは一体?
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グローバルアイウェアブランド〈ジェントルモンスター〉の、日本初となる旗艦店が3月にオープンした。店に入り、まず目を惹くのはユニークなインテリアたち。さながらコンテンポラリーアートのギャラリーを訪れたようだ。
スペシャルなのはこの内装を手がけるのがほかでもないブランド自身であること。社内に専門の設計チームがあり、ロボットまでも自社製作。設営には来日した本国スタッフが携わるほどの力の入れようだ。
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そうして仕上がった旗艦店のコンセプトは「人間心理の追求」。3つの顔の像「ジャイアントヘッド・キネティック・オブジェ」の物憂げな表情は自己の内側を見つめるようだ。奥では2体のロボットがダンス。人間と機械が互いに通じ合っているようにさえ思える。こちらは〈メゾン マルジェラ〉とのコラボレーションを記念した期間限定の特別仕様。時々で大胆に移り変わっていく内装も、このショップの楽しみどころのひとつだ。
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2階に上ると、今度は巨大なチンパンジーが。ワイルドでありながら丸みのあるボディは、ブランドの自由で洗練されたイメージを具現化したもの。アバンギャルドな世界観の隅々にまでブランドの意思が宿っている。
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