January 27, 2024 | Art, Culture, Design | casabrutus.com
カーサが注目する、週末の注目イベントをまとめてご紹介。はじまったばかりの展覧会から会期終了間近の展覧会まで、チェックしてみましょう!
●【東京】『坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア』(〜2024年3月10日)
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音楽だけでなくさまざまなメディアを横断していた坂本龍一。惜しくも2023年に逝去した彼は、世代を超えたさまざまなアーティストたちとのコラボレーションにもつねに積極的でした。それを再構成した展示が東京で開かれています。坂本の多面性を改めて体験できる展覧会です。
●【東京】『FOR SALE “CONTAINER”』 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科インテリアデザインコース(2024年1月28日)
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武蔵野美術大学・工芸工業デザイン学科インテリアデザインコースに在籍する2年生と3年生がデザインと制作を手掛けたプロダクトを展示販売。プロジェクト『FOR SALE』が表参道の〈シボネ〉と〈MUJI com 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス〉の2会場で同時開催中だ。機能重視のデザイン観とは一線を隔した実験的プロダクトをぜひ手に取って楽しんでほしい。
●【山口】『Afternote 山口市 映画館の歴史』(〜2024年3月17日)
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開館20周年を迎えた〈山口情報芸術センター[YCAM]〉で、すべて閉館した山口市内の映画館にまつわる展覧会《Afternote(アフターノート)山口市 映画館の歴史》が開催されている。志村信裕がディレクションに携わったインスタレーションや新作映像には、映画館という場の持つ力が詰めこまれ、山口市に限らない普遍的な記憶を呼び覚ます。
●【東京】『櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!』(〜2024年4月14日)
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俳優、MC、キャスターなどマルチに活躍する嵐の櫻井翔さんによる初の個展『櫻井翔 未来への言葉展』が、『櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!』展として、立川の〈PLAY! MUSEUM〉で開催中。追加コンテンツとして、「あ」から「ん」まで、櫻井さんの好きなもの45個を並べ、それらをアーティストのクリハラタカシ氏が描いた「すきのあいうえお」を展示しています。
●【神奈川】『モダン・タイムス・イン・パリ 1925-機械時代のアートとデザイン』(〜2024年5月19日)
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機械の美を愛でる。今から100年前に生まれたトレンド「マシン・エイジ」をテーマにした展覧会が箱根の〈ポーラ美術館〉で開かれています。機械と人間の出合いのさまざまな様相を表現するデザインやアートが並びます。
●【東京】『帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築』(〜2024年3月10日)
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『カーサブルータス』2023年11月号でも特集したアメリカの巨匠フランク・ロイド・ライト。彼の手になる名作であり、解体・移築後の今も建築史に残る〈帝国ホテル二代目本館〉の完成から100周年の節目に合わせ、彼の功績に迫る展覧会『フランク・ロイド・ライト――世界を結ぶ建築』が、3月10日まで〈パナソニック汐留美術館〉で開催されています(青森にも巡回)。
●【東京】『超線‐Borderless2024‐SHOHEI ONO』(〜2024年1月28日)
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陶芸家・小野象平が個展『超線‐Borderless2024‐SHOHEI ONO』を開催。2024年1月13日〜1月28日の期間で、表参道〈CIBONE〉に作品が展示・販売されます。
【東京】『建築家・吉村順三の眼(まなざし) ーアメリカと日本ー』(〜2024年3月28日)
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アントニン・レーモンドのもとで学び、戦前から戦後にかけて何度も渡米した建築家、吉村順三。日本とアメリカで見たものが彼の建築にどう響いていたのかをひもとく展覧会『建築家・吉村順三の眼(まなざし)―アメリカと日本』が東京・江東区の〈ギャラリーエークワッド〉(主催・企画)で開かれています。監修は神奈川大学教授、京都工芸繊維大学名誉教授の松隈洋。めずらしい資料も並ぶ貴重な機会です。
●【東京】『パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展─美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ』(〜2024年3月28日)
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東京・上野の〈国立西洋美術館〉で開催中(本年3月に京都市京セラ美術館に巡回)の『パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展─美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ』は、キュビスムの源泉から、キュビスムの終焉や以後の潮流まで追った意欲的な展覧会です。
●【映画】『PERFECT DAYS』(2023年12月22日〜)
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オール日本ロケで撮影された最新作『PERFECT DAYS』。舞台になったのは〈THE TOKYO TOILET〉でした。「あのトイレ作品を知ったときは本当に驚きました」とヴィム・ヴェンダース監督は語ってくれました。
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●【パリ】『Breath of Architect( 建築家の息吹き)』(〜2024年4月21日)
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ジャン・ヌーヴェルのガラスの建築で知られるパリの〈カルティエ現代美術財団〉。こちらでインドのスタジオ・ムンバイを主宰するビジョイ・ジェインの展覧会『Breath of Architect( 建築家の息吹き)』が始まった。会場でのジェインへのインタビューを盛り込みながら、レポートしたい。
●【東京】『“T-HOUSE SOUNDS” produced by FLIP SIDE PLANET』(〜2024年1月30日)
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コンセプトショップ〈T-HOUSE New Balance〉から配信中の〈T-HOUSE Sounds〉によるプレイリスト。その世界感を具現化した空間を体験できるサウンドインスタレーション「“T-HOUSE SOUNDS” produced by FLIP SIDE PLANET」が〈T-HOUSE New Balance〉で開催されている。
●【東京】『オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期』(〜2024年3月31日)
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11月に開業した〈麻布台ヒルズ〉。アートを軸にした空間構成も話題です。そのうちの一つ、〈麻布台ヒルズギャラリー〉のオープニングを飾るのはオラファー・エリアソン。地球とコラボレーションしたような作品が並びます。
●【東京】『梅田哲也展 wait this is my favorite part 待ってここ好きなとこなんだ』(1期:〜2024年1月14日、2期:1月16日〜 1月28日)
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〈ワタリウム美術館〉で開かれている梅田哲也の個展はパフォーマンス公演のような展覧会をツアー形式で鑑賞するというもの。予想できない展開が続いて次にどこへ行くんだろう、そんな奇妙な体験が待っています。
●【東京】『倉俣史朗のデザイン─記憶の中の小宇宙』(~2024年1月28日)
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どこまでも透明で、浮遊感漂う家具。夢の中にいるような空間を作り出した倉俣史朗の個展が世田谷美術館で開かれています。詩的で、上質なユーモアもある彼のデザインを体感できる展覧会です。
●【群馬】アーツ前橋 開館10周年記念展『ニューホライズン 歴史から未来へ』(〜2024年2月12日)
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群馬県前橋市の公共美術館〈アーツ前橋〉の開館10周年を記念した『ニューホライズン 歴史から未来へ』展が開催中。メイン会場の〈アーツ前橋〉を中心に市内各地にも作品が並ぶ、いわば芸術祭のようなスケール感が特徴の本展。その見どころをレポートします。
●【映画】『春の画 SHUNGA』(2023年11月24日〜)
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ただの ”エロいアート” ではない春画の魅力に迫った映画『春の画 SHUNGA』が2023年11月24日より公開される。平田潤子監督に話を聞いた。
●【大阪】『SIMON HANTAÏ - FOLDING』(~2024年2月4日)
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「フォールディング」(折り畳み)と呼ばれる独特の技法で生み出された “幻の画家” シモン・アンタイの作品。偶然の絵画が〈エスパス ルイ・ヴィトン大阪〉に現れました。
●【広島】『シャルル・ムンカ“Tameshigaki (entre les lignes)”』(〜終了日未定)
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サポーズデザインオフィスの広島事務所が移転し、オフィス機能だけでなく食事エリアやギャラリー/イベントスペース、さらにはサウナも内包する複合施設〈猫屋町ビルヂング〉が誕生。2Fのイベント&ギャラリースペースではフランス人アーティスト、シャルル・ムンカの展示を開催中。
●映画『アアルト』(2023年10月13日〜)
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建築、インテリアデザインの分野で活躍し、北欧デザインを代表する1人であるアルヴァ・アアルト。彼が歩んだ78年の生涯を、各年代の代表作や象徴的な出来事とともに振り返る映画『アアルト』が公開となる。
●【東京】『アニッシュ・カプーア Anish Kapoor』(〜2024年3月29日)
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半世紀以上前に建てられた宮脇檀による画期的な住宅がギャラリーとして再出発。畳の部屋でアニッシュ・カプーアの作品が鑑賞できます。
●【東京】『“おかえり” New layout at Karimoku Commons Tokyo』(〜2024年3月末)
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東京・西麻布の〈カリモク コモンズ トウキョウ〉で、〈MAS〉の新作をはじめ、各コレクションから新製品、新塗装色などの家具が展示されています。この空間スタイリングを手がけたのはインテリアスタイリストの作原文子。展示に先立ち、作原は縁の深いデンマーク・コペンハーゲンを訪問し、スタイリングのための買い付けを行いながら、インスピレーションを深める時間を過ごしました。その旅の一端をお届けします。
●【愛媛】『道後アート2023 クラフトミュージアム』(〜2024年2月29日)
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松山・道後温泉地区で開催中の『道後アート2023』にて、新プログラム『クラフトミュージアム』がスタート。愛媛のクラフト/伝統工芸をテーマに、クリエイターによるポップアップショップとアーティストによる作品展示の、2つの企画が行われる。インテリアスタイリストの作原文子と〈マリメッコ〉や〈アラビア〉で活躍したデザイナー・石本藤雄のコラボアイテムなど、ここでしか出会えないアイテム/作品が集結!
●映画『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』(2023年7月15日〜)
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〈国立西洋美術館〉で働く人々の知られざる姿と、日本の文化事業の抱える課題を映し出した作品が公開に。