October 12, 2021 | Architecture, Design, Travel | window on the world
都心から約1時間半、都内からの客に根強い人気を誇る温泉地・湯河原町。その温泉場の中心に位置する湯河原万葉公園内に、このたびリトリート施設が誕生した。

〈湯河原惣湯 Books and Retreat〉と名づけられたこちらの設計を担当したのは、建築家の岡昇平。山口の温泉〈恩湯〉や香川の〈仏生山温泉〉など、これまでもいくつかの温泉を手がけてきた。

〈湯河原惣湯 Books and Retreat〉は2つの露天風呂とダイニング、ライブラリー、ラウンジを備える日帰り温泉施設「惣湯テラス」と、テイクアウトメニューを提供し本の貸し出しもする「玄関テラス」に分かれ、ゲストはその間の川沿いの道を歩きながら公園内をゆっくり散策できるつくりになっている。
自然あふれる公園を散策して季節を感じ、温泉に浸かった後は本を読みながらクールダウン。一日中いてしまうほど心地いい場所だ。
