February 1, 2020 | Travel, Architecture | casabrutus.com
日本初となる〈ホテルインディゴ〉が箱根強羅にオープン。箱根の伝統や和の様式とコンテンポラリースタイルが融合した、新しい宿泊体験を生み出した。
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1月24日、インターコンチネンタルホテルズグループが、箱根強羅に新感覚のブティックホテル〈ホテルインディゴ箱根強羅〉をオープンした。
コンセプトは、「“ネイバーフッド” を究極に楽しむこころ躍るような旅のスタイル」。その土地ならではのストーリーを、ホテルのインテリアやアートワーク、サービスの細部に散りばめた。ウッディで落ち着いた佇まいの館内には、箱根を象徴する岩や蛍、落ち葉などがモチーフのコンテンポラリーアートを随所に配置。さらに寄木細工や浮世絵などの伝統芸術が共存する空間が広がり、まさに「泊まれるアート」の世界が実現した。
客室では懐かしくも新しい、個性的なインテリアが待ち受ける。ベッドのヘッドボードアートは、1919年創業の地元の老舗の写真スタジオ〈スタジオカフェ・シマ〉とのコラボレーション。よく見ると、自撮り棒を手にする飛脚のような男性、寄木細工から着想を得たデザインの風呂場、空中を浮遊するUFOやドローンなど、ユニークな見どころが隠れている。昭和初期の強羅の風景を撮影したモノクロ写真に、遊び心溢れるタッチを加えた作品だ。
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ダイニングでは地元で仕入れた新鮮な食材を使った、海外で腕を磨いたシェフの絶品メニューが味わえる。またバーラウンジでは、小田原みかんを使ったフレッシュな《みかんのミモザ》などのオリジナルカクテルのほか、鎌倉ビールとコラボレーションしたオリジナルのクラフトビール《INDI 五(インディゴ)》などが楽しめる。
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そして箱根の醍醐味、温泉では、なんとデジタルアートが登場!
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箱根の四季を表現した圧巻の温泉デジタルアートは、季節毎に4バージョンで変化。大人から子どもまで楽しめる、新しい入浴体験だ。もちろんスパ&フィットネスも完備。
温泉とアートに囲まれて過ごす至高の時間は、多くの人々を心身ともに癒やしてくれるに違いない。
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