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あの老舗茶筒とのコラボも!〈バング &オルフセン〉京都ポップアップショップ。

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May 7, 2019 | Design, Architecture, Travel | casabrutus.com

デンマークの名門オーディオブランド〈バング&オルフセン〉が、京都に期間限定ポップアップショップをオープン。京都ならではの卓越した店舗デザインと、老舗の技術とコラボした限定品が話題だ。

『KYOTOGRAPHIE 2019』に協賛し、その一環としてオープンした〈バング & オルフセン 京都 ポップアップストア〉が話題を呼んでいる。賑わう四条通に突然現れるミニマムなショップはデザイナー関祐介が手がけたもの。中庭を思わせる空間づかいや床に敷かれた白玉砂利などが、京都を感じさせる内装となっている。

手前の台に展示されているブロンズカラーが〈開化堂〉ディレクションの《Beosound 2 Urushi》。使うたびに素材の経年変化が生まれるとともに、まろやかな光沢が深まり色つやが変化する。シルバーが〈民谷螺鈿〉による《Beosound 2 Raden》 。共に500,000円。京都ポップアップストア限定の受注生産品。

1F・2Fは〈バング & オルフセン〉の製品が展示され、最新の完全ワイヤレスイヤフォン《Beoplay E8 2.0》をはじめ 、《Beosound EDGE》や《Beosound Shape》なども体験できるゆったりとした空間。このポップアップのために作り上げられた京都の茶筒老舗〈開化堂〉ディレクションによる漆をあしらったスピーカーや、京都・丹後〈民谷螺鈿〉による貝殻の煌めきを糸にして織り込んだ螺鈿織が施されたスピーカーも空間を彩り、京都限定品として販売されている。

関祐介による内装は一見するとシンプルでミニマリズムの様相を持ちながら、素材やロケーション、歴史的背景などの文脈を強く意識したものだ。

3Fは『KYOTOGRAPHIE』のためのイベントスペースとして展開。現代アートから舞台芸術、映像の世界まで幅広く活躍し、注目を集める新進気鋭の音楽家・原摩利彦による、オリジナルフィルムやプロジェクターを使った映像と〈バング & オルフセン〉のスピーカーから流れるサウンドが融合した「Wind Eye 1968」が繰り広げられている。

〈BANG & OLUFSEN KYOTO POP-UP STORE〉

京都市下京区四条通寺町東入2丁目御旅町33。11時〜19時。水曜休。6月30日までの限定ストア。 TEL 03 5770 4511(問い合わせ)。阪急京都線河原町駅7番出口すぐ。

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