July 13, 2024 | Art, Culture, Design | casabrutus.com
カーサが注目する、週末の注目イベントをまとめてご紹介。はじまったばかりの展覧会から会期終了間近の展覧会まで、チェックしてみましょう!
●【京都】『Ronan Bouroullec: Drawings』(〜2024年8月14日)
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〈オム プリッセ イッセイ ミヤケ〉の、初となる外部デザイナーとのセッションが2024/25年AWコレクションで実現した。その相手はロナン・ブルレック。当コレクションのスタートに際し、ロナン・ブルレックの展覧会が3都市で開催される。京都の〈ISSEY MIYAKE KYOTO|KURA〉の『Ronan Bouroullec: Drawings』展では、彼のスケッチブックの実物と映像作品を展示する。
●【東京・大阪】『Ronan Bouroullec: On the Wilds of Creativity』東京~2024年8月28日、大阪~2024年8月26日)
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東京・銀座の〈ISSEY MIYAKE GINZA|CUBE〉と大阪・船場の〈ISSEY MIYAKE SEMBA|CREATION SPACE〉の『Ronan Bouroullec: On the Wilds of Creativity』展では、2024/25年AWコレクションの題材になったドローイングとコレクションの衣服を並べて展示。リトグラフ作品の限定販売も行う。
●【東京】『TENNOZ ART WEEK 2024』「触れてなどいない」(〜2024年7月15日)
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7月15日まで開催中の『TENNOZ ART WEEK 2024』に、現代美術家・束芋の新作映像インスタレーションがメインプログラムとして登場しました。
●【香川】《Ring of Fire-ヤンの太陽&ウィーラセクタンの月》
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家プロジェクトのある直島・本村地区で18年ぶりの新作。ヤン・へギュとアピチャポン・ウィーラセタクンが昼と夜それぞれ、同じ空間にインスタレーションを展開する。
●【香川】『シンガポール美術館協働企画 ベネッセ賞受賞アーティスト作品展示』(〜2025年1月5日)
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〈ベネッセハウス ミュージアム〉では、シンガポール・ビエンナーレでのベネッセ賞受賞アーティストの作品を展示する。4名の現代アーティストが空間に合わせて再構成した作品や直島の人々との協力により制作した新作は見応え十分だ。
●【東京】『織田コレクション 北欧モダンデザインの名匠 ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム』(〜2024年9月16日)
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ポール・ケアホルムは20世紀デンマークを生きた異才の家具デザイナー。今回の展示は椅子研究家、織田憲嗣のコレクションからケアホルムの主要作品を網羅するもの。彼を本格的に紹介する、日本の美術館では初めてのものになる。会場構成は建築家の田根剛。「Less is More」のデザイン哲学を体感できる。
●【東京】『T-HOUSE New Balance presents art installation “おかあ山 ‒ MAMA MOUNTAIN” by Takayo Akiyama』(〜2024年7月23日)
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さまざまなカルチャーを発信する日本橋浜町のコンセプトストア〈T-HOUSE New Balance〉は現在、ヨーロッパと日本を中心に活躍するイラストレーター、秋山貴世のアートインスタレーション『おかあ山(さん)‒MAMA MOUNTAIN”』を開催中だ。
●【東京】「Anna's Kitchen」(〜2024年7月21日)
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東京・馬喰町の〈puukuu 食堂〉にて、期間限定でスウェーデン料理が楽しめる「Anna's Kitchen」が開催中。シンプルながら栄養たっぷり、ホームメイドならではの優しい味わいです。
●【東京】『デ・キリコ展』(〜2024年8月29日)
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この展覧会では彼の代表作である形而上絵画はもちろん、初期の自画像やルネサンス・バロック絵画の研究から生まれたもの、晩年の「新形而上絵画」までデ・キリコの生涯をたどる。何度見ても奇妙な感覚に襲われる、迷宮のような絵画だ。
●【東京】『シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝』(〜2024年9⽉1⽇)
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陶芸、建築、音楽など、ジャンルを横断して活動するシアスター・ゲイツは世界が注目するブラック・アーティスト。日本の民藝運動と自身のオリジンでもあるブラックネスを合わせた新たな「アフロ民藝」という概念を生み出した。日本初、アジア最大規模となる個展です。
●【東京】『カルティエと日本 半世紀のあゆみ 「結 MUSUBI」展 ─美と芸術をめぐる対話』(~2024年7月28日)
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〈カルティエ〉が日本に初上陸してから50年を記念した展覧会が〈東京国立博物館 表慶館〉で開催中だ。メゾンとカルティエ現代美術財団、それぞれが日本と深く関わってきた歴史をひもといている。
●【東京】『カルダー:そよぐ、感じる、日本』(〜2024年9月6日)
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アメリカのモダンアートの巨匠アレクサンダー・カルダー。東京・港区の〈麻布台ヒルズ ギャラリー〉では、彼の代名詞である動く彫刻「モビール」を中心に、抽象絵画やドローイング、立体作品など約100点を見せる展覧会が開催中です。その見どころを展示空間のデザインを担当した建築家・後藤ステファニーさんのコメントとともに紹介します。
●【ミラノ】『From the Heart to the Hands: Dolce&Gabbana』(〜2024年7月31日)
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ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナにインスピレーションを与えてきたイタリアの重厚な文化と伝統、それを支える優れた職人技。その真髄を味わえるエキシビション『From the Heart to the Hands: Dolce&Gabbana』がイタリア・ミラノの〈パラッツォ・レアーレ〉で開催されています。
●【東京】『感覚する構造 –法隆寺から宇宙まで–』(〜2024年8月25日)
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なんだか難しそうと敬遠しがちな建築の構造デザイン。けれどそこには無限の可能性と創造性が宿っています。東京・品川の寺田倉庫〈WHAT MUSEUM〉で100点以上の構造模型を展示する大型の建築構造展『感覚する構造 –法隆寺から宇宙まで–』が2024年8月25日まで開催中。次世代の構造家や構造デザインの他への展開事例など、新たな発見にあふれた展示です。
●【東京】『旅するピーナッツ。』(〜2024年9月1日)
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スヌーピーとピーナッツ・ギャングの日常生活、そうした「ピーナッツ」の世界観を充分に堪能できる〈スヌーピーミュージアム〉が、2024年2月にリニューアルオープンしました。
●【東京】マーク・レッキー個展『Fiorucci Made Me Hardcore feat. Big Red SoundSystem』(〜2024年8月18日)
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英国「ターナー賞」の受賞作家であるマーク・レッキー。彼の名をアート界に知らしめた初期の代表作を含む2つの作品にフォーカスした個展が〈エスパス ルイ・ヴィトン東京〉で開催されている。
●【大阪】ギャラリー&ショールーム〈THE FLOW〉
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大阪に誕生した〈THE FLOW〉は、“入浴をカルチャーに”を掲げたギャラリー&ショールーム。デザイナー・柳原照弘が手がけた空間にも注目です。
●【大阪】tupera tupera『あなたも愉快な生きものだ!展』(〜2025年1月13日)
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“生きているミュージアム”をキャッチフレーズにした大阪・吹田市の体験型ミュージアム〈ニフレル(NIFREL)〉で、絵本を中心に活動するユニット、tupera tupera(ツペラ ツペラ)が企画展を開催中。デザインチームのminna(ミンナ)が手がける空間デザインも、見どころのひとつです。
●【京都】京都市美術館開館90周年記念展『村上隆 もののけ 京都』(〜2024年9⽉1⽇)
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村上隆の国内約8年ぶりとなる大規模個展が〈京都市京セラ美術館 新館 東⼭キューブ〉で開催中。初公開の新作約160点のほか、京都〈南座〉で公演中の「十三代市川團十郎白猿襲名披露興行」祝幕の原画となった絵画作品も展示されています。
●【ストックホルム】『DESIGN = MEMORY』(〜2024年8月18日)
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スウェーデン国立美術館で行われている『DESIGN = MEMORY』展。皆川 明の記憶が紡ぐ、ファンタジックな空想の世界へ!
●【映画】『PERFECT DAYS』(2023年12月22日〜)
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オール日本ロケで撮影された最新作『PERFECT DAYS』。舞台になったのは〈THE TOKYO TOILET〉でした。「あのトイレ作品を知ったときは本当に驚きました」とヴィム・ヴェンダース監督は語ってくれました。
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