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コペンハーゲンの“今”が詰まったオーガニックなカフェ〈ØC tokyo〉が東京・北沢にオープン。

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June 14, 2024 | Food | window on the world

東京・北沢の瀟洒なエリアにコペンハーゲンの今を感じさせてくれるカフェ〈ØC tokyo〉がオープン。

店舗設計は建築家のクマタイチが担当。店名はデンマーク語でOrganicを意味する「Økologisk」とクレープのCからつけられた。

東京・北沢の瀟洒なエリアに2024年4月下旬にオープンしたカフェ、〈ØC tokyo〉。建築家、クマタイチが手がけた空間で提供されるメニューは、全て純度の高いオーガニック食材を使用。バッチブリューで抽出するデンマークの〈プロローグ〉コーヒーを始め、〈Noma〉出身の2人のクリエイターが自社ラボラトリーで醸造する〈エンピリカル〉のスピリッツ、多種に及ぶセレクトのナチュラルワインなど、コペンハーゲンの“今”を存分に感じさせてくれるカフェだ。

看板メニューは最上級のオーガニック素材でシンプルに焼き上げた、シュガーバターのクレープ。レシピ監修はコペンハーゲンと日本の2拠点で活動する田井將貴が担当。田井は目黒の〈Kabi〉の立ち上げに携わり、その後コペンハーゲンに拠点を移し〈Noma〉のソムリエが立ち上げた店でシェフとして活躍。古来から伝わる農作物や食物の在り方に眼差しを向け、現代的な感覚を織り交ぜた視点から生まれたクレープは、無農薬の国産小麦粉やノンホモの牛乳などを使用しており身体にも安心。

無農薬の小麦粉など厳選素材を使用。食感が何層にも広がる深い味わい。クレープ1,200円。

数日間寝かせて熟成させた生地と冷たいグラスフェッドバターを共に一口食べると、何層にも広がる食感と滋味深い味わいが楽しめる。オーガニックをあえて謳うことはせず、ごく当たり前の感覚として捉えている点も心地良い。他にもグラノーラや、ランチメニューとして、ふんだんなハーブサラダや塩漬けした自家製ポークが使用されたクレープもスタート。そんな“今の感覚が詰まった朝から楽しめるカフェは、訪れる価値がありそうだ。

食材は無農薬の国産のものからニュージーランドのグラスフェッドバターなど。田井がベストだと思えるセレクト。

〈ØC tokyo〉

東京都世田谷区北沢5-27-16。9時~17時。不定休。

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