February 3, 2017 | Travel, Architecture, Design | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai editor_Akio Mitomi
スキーリゾートとして有名な長野県白馬村に完成した〈ハウス・オブ・フィン・ユール白馬〉。全館をフィン・ユールの家具で埋め尽くしたプライベートホテルの中身とは?
有機的な造形美を誇るフィン・ユールの家具。ゆるやかに起伏する椅子の肘掛けなど、その立ち姿はまるで彫刻作品のような印象さえ受ける。根強いファンを持つデンマークの建築家、フィン・ユールがデザインした家具の復刻を手がけている《ワンコレクション》が、長野県白馬村にホテル〈ハウス・オブ・フィン・ユール〉をオープンした。
同ホテルの特徴は、その名が示すとおり、館内すべての家具がフィン・ユールのデザインで統一されている点。ホテルでゆったりとした時間を過ごしながら、なかなか手に触れたり、実際に使うことができない名匠の作品をじっくり堪能することができる。 築40年のペンションをリノベーションした空間は、全6室。それぞれの部屋に置かれている家具が異なるので、好みに応じて部屋をセレクトすることもできる。