January 23, 2017 | Design, Architecture | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai
editor_Akio Mitomi
アルネ・ヤコブセンの代表的な照明《AJランプ》に、鮮やかなカラーバリエーションが登場した。
デンマークを代表する建築家・デザイナー、アルネ・ヤコブセン。生涯にわたり300以上のプロジェクトに携わった彼が建築から内装、そして家具やカトラリーに至るまで、すべてを総合的に手掛けたのが、1956〜60年にかけて完成した〈SASロイヤルホテル〉(現〈ラディソンブルー・ロイヤルホテル〉)だ。
〈エッグチェア〉〈スワンチェア〉などの椅子とともに、《AJランプ》は、SASロイヤルホテルから生まれた名作であり、発表から半世紀以上を経た、いまでも人気の照明。その登場から60年を迎えたことを記念し、従来のホワイト、ブラック、ペール・ペトローリアム(グリーン・ブルー)に加え、多彩なカラーバリエーションが追加された。
新しく加わったのは、ライトグレー、ダークグレー、イエロー・オークル、オーバージーン(ナス色)、ミッドナイト・ブルー、ダークグリーン、ラスティー・レッドの7色。インテリアのテイストや好みに応じて、さらに選択肢の幅も広がる《AJランプ》。新色は3月1日より、ルイスポールセン取扱店舗で発売される。