January 19, 2017 | Architecture | 理想の最新住宅案内2017 | text_Chihiro Kurimoto editor_Ai Sakamoto
国産木材を使用した〈箱の間〉で、ライフスタイルに合わせた柔軟な空間づくり。
仕切ったり、囲んだり。2016年3月、三菱地所レジデンスが発表した〈箱の間〉は、「森とまちと人をつなぐ。」を目的としたCSR活動から生まれたプロジェクト。部屋に設置することで間取りに変化をもたせ、住み手のライフスタイルにも柔軟に対応する「建築と家具の間」の商品を目指した。デザインは、プロダクトデザイナーの小泉誠が担当。基本ユニットとなる大きなフレームにテーブルや前面板などを組み合わせ、趣味空間とコミュニケーション空間をイメージした3つのタイプを提案。パーティション代わりとして、秘密基地として、収納スペースとして。わずか1畳の〈箱の間〉が住まいに新しい居場所をつくる。