December 17, 2016 | Architecture | a wall newspaper | text_Megumi Yamashita
古代ローマの公衆浴場やイスラム圏のハンマーム、日本の温泉やフィンランドのサウナなど、古代から共同入浴場はコミュニティーの中心的な存在だった。身体だけでなく心の衛生を保ち、地域住民の交流を深めるためにも重要な役割を果たしてきた。家庭に風呂が普及した現在、共同入浴場を文化の一つという観点から改めて考察して、世界各地の現代建築家による入浴場を展示するのが「Soak, Steam, Dream」と題された本展だ。


