November 12, 2023 | Food | RESTAURANT FORECAST
“ハッと鶏ック” なコースに気分も舞い上がるでしょう。
コケコッコーもとい「こりゃ、ケッコー!」と思わず膝を打つ店が、麻布十番に新たにオープン。全国から厳選した地鶏の焼肉と和の技法を取り入れた鶏料理をコースで楽しむことができる〈一鳥目 とり松〉は、西麻布の予約困難店〈焼肉 うし松〉初の姉妹店だ。本当に旨い焼肉とはなにかを追求するなかで、品種や部位によってさまざまな個性を持つ地鶏の焼肉に着目。人気焼鳥店〈南青山 七鳥目〉の店主、川名直樹さんの協力を得て考案したのは部位によって塩、タレ、味噌を合わせる鶏焼肉を中心とした創意あふれるコースだ。
焼物のなかには〈うし松〉名物の “縛りタン” をアレンジした “縛りつくね” も。西洋ネギと鴨の生ハムで包んだ手ごねのつくねは、旨みのレイヤードに悶絶する逸品。鶏胸肉のカツを挟んだ甘じょっぱい米粉のミニパンケーキサンドや、鶏と玉ねぎの旨みを抽出した出汁と醤油を加えたとろとろ卵を、熱々のごはんにのせた親子丼など、焼物、一品料理、締めの華麗な “ハッと鶏ック”に俄然、心が沸き立つ。