November 15, 2019 | Art, Architecture, Travel | window on the world
ディラー&スコフィディオ+レンフロによるニューヨーク近代美術館(MoMA)の増築がついに完成。谷口吉生設計による従来の建物の西側には、フロアによって高さが異なるアート展示専用のセクションが加わった。
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ギャラリースペースは30%にあたる4,400㎡も拡大。東側では有名な「バウハウスの階段」を地上までつなげたのも、今回の大きな特徴だ。
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膨大な所蔵品をもつMoMAだが、これまで特別展などでしか見る機会のなかったアイテムに出会えたりとキュレーションにも大きな変化が見られる。また腰かけられる場所や、アート鑑賞の合間に熟考することのできるスペースを設置するなど、より優れた鑑賞体験をトータルで導くように作られているのも新しい。
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知っているはずのMoMAや著名な所蔵作品が、まるで初めてのように感じられるリニューアル、ぜひその目で確かめたい。
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