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ソニア リキエルから、妹島和世のニットが登場…⁉︎

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October 13, 2018 | Fashion, Architecture | casabrutus.com | text_Kaori Nakada

今年50周年を迎える〈ソニア リキエル〉が「Generous Sweaters」をスタート! 〈SANAA〉の創業者であり建築家の妹島和世が手がけたニットなどが登場する。

「Generous Sweaters」

1968年に誕生して以来、着心地の良い服でありながら、遊び心を溢れた上質なニットを発表し続ける〈ソニア リキエル〉が今年で50周年を迎える。当時普段着であったニットウェアに対する固定概念を覆すように、革新的なニットを打ち出し、これまで多くのデザイナーに影響を与えてきた。ブランドのアーティスティックディレクターを務めるジュリー・ドゥ・リブランは、ブランド誕生50周年を記念して、国際的に活躍する女性を巻き込んだチャリティプロジェクト「Generous Sweaters」をスタートさせた。

建築家・妹島和世が製作したニットドレス。1788,000円(税抜き)。

ブロジェクトでは、ジュリー・ドゥ・リブランはもちろん、女優のキルスティン・ダンストや、モデル、イラストレーターとして活躍するラングリー・フォックスなど、8人の女性がメゾンを象徴するセーターをテーマに、ブランドへのオマージュを捧げるニットを製作した。日本からは〈金沢21世紀美術館〉や〈ルーヴル・ランス〉の設計で、世界的に知られる建築家〈SANAA〉の妹島和世が参加。デザインは日本の“十二単”をテーマに、重ね着の技術を取り込んだ。7枚、3枚、そして2枚のレイヤーで構成された3種類のニットを発表。長年〈ソニア・リキエル〉の作品の製造を手掛けているイタリアのメーカーが製作を担当した。完成までに何日も要したニットは、軽いテクニカルニットを素材を使用し、羽のように軽やかだ。

これらのアイテムは10月19日から10月30日まで、〈東京ミッドタウン〉にある〈ソニア リキエル 伊勢丹サローネ〉、10月26日から10月28日まで〈21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3〉で展示発売される。収益は女性援助のチャリティに寄付される

「Generous Sweaters」

〈ソニア リキエル 伊勢丹サローネ〉東京都港区赤坂9-7-4東京ミッドタウン・ガレリア1F/2F 11時〜21時。無休。10月19日~10月30日。 〈21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3〉東京都港区赤坂9-7-6 10時〜19時。無料。10月26日~10月28日。 〈SONIA RYKIEL〉TEL03 6447 5573(ソニア リキエル ジャポン)。

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