May 13, 2018 | Architecture, Travel | a wall newspaper | text_Kaori Nakada
オフィスビルに囲まれた建物に入ると吹き抜け側の壁が全面ガラス張り。ビル街に突如現れたオアシスのような建物は〈ナインアワーズ竹橋〉。

2009年、京都に1号店をオープンして以来、高いデザイン性でカプセルホテルのイメージを覆してきた〈ナインアワーズ〉が、建築そのもののプロデュースも始めた。その第1店舗となる〈ナインアワーズ竹橋〉は建築家の平田晃久に依頼。上から見るとコの字形になっており、隣のビルの側面を利用して井戸のような吹き抜けを作っている。

ランナーの多い土地柄、一般に開放されたランニングステーションも設置し、ロッカーの提供やシューズ、ランニングウェアなどのレンタルサービスも充実。今後も平田晃久を中心に、第一線で活躍する建築家によるユニークなカプセルホテルが赤坂や浅草など、都内に順次オープン予定だ。