March 22, 2025 | Art, Culture, Design | casabrutus.com
カーサが注目する、週末注目イベントをまとめてご紹介。はじまったばかりの展覧会から会期終了間近の展覧会まで、チェックしてみましょう!
●【東京】『ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。』(〜2025年3月31日)



20世紀イタリアのモダニズムを代表する建築家、ジオ・ポンティ。彼の回顧展『ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。』が、2025年3月31日まで、東京・六本木の〈21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3〉で開催中。
●東京『ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965』(〜2025年3月23日)※会期中、最後の週末!



モダニズムの巨匠、ル・コルビュジエ。彼は建築という傘のもとに絵画や彫刻を統合することを夢見ていました。『ル・コルビュジエー諸芸術の綜合』展は彼の建築と芸術のインスピレーション源や、同時代の芸術家たちとの関わりについて探るもの。彼の総合的なクリエイションを深掘りできます。
●【東京】『吉村靖孝展 マンガアーキテクチャ ー建築家の不在』 (~2025年3月23日)※会期中、最後の週末!



新しい建築のあり方を模索する建築家・吉村靖孝に「建築家の不在」とは何なのか聞きました。
●【東京】『坂本龍一 | 音を視る 時を聴く』(~2025年3月30日)



音楽家としての活動だけでなく、アーティストとの協働でも知られる坂本龍一。2023年に惜しくも没した彼の大型インスタレーションを包括的に紹介する展覧会が〈東京都現代美術館〉で開かれています。坂本の音とアートに体ごと包まれるような空間です。
●【東京】『堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE』(〜2025年4⽉6⽇)



東京・立川の〈PLAY! MUSEUM〉にて、2025年4月6日まで、希代のアートディレクター・堀内誠一の多彩な活動を紹介する『堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE』が開催中。
●【大阪】『CHORSINGSPIEL』(〜2025年5月11日)



オペラや古典悲劇の様式と映像を組み合わせた展示が話題のドイツ人アーティスト、ウラ・フォン・ブランデンブルクの個展が、〈エスパス ルイ・ヴィトン大阪〉で開催されています。
●【神奈川】『カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ』(~2025年5月18日)



いつも私たちが何気なく接している「色」。でもアーティストにとっては制作の根本に関わる要素です。ポーラ美術館で開かれている『カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ』展で色とアーティストとの深くて濃い関係をみてみましょう。
●東京『ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ』(〜2025年6月1日)



テキスタイル・デザイナーとしてキャリアをスタートさせ、緻密な幾何学的形態による絵画や室内空間を追求したゾフィー・トイバー=アルプと、詩人としても活躍しながら偶発的に生まれる形態からコラージュやレリーフ、彫刻を制作したジャン・アルプ。20世紀前半を代表するアーティストカップルを100点あまりの作品で紹介する。
●東京『ヒルマ・アフ・クリント展』(〜2025年6月15日)



20世紀初頭、カンディンスキーやモンドリアンに先駆けて抽象絵画を創案した画家として、近年再評価が進むヒルマ・アフ・クリント。1862年、スウェーデンに生まれた彼女は肖像画などで多くの注文を受ける職業画家として活動する一方で、神秘主義思想やスピリチュアリズムに傾倒し、アカデミックな絵画とはまったく異なる抽象表現を生み出す。本展はそんな彼女のアジアでは初めての大回顧展。約140点の作品や彼女が残したノートなどの資料はすべて日本初公開だ。美術史を書き換えるかもしれない画家の存在を目に焼きつけたい。
●東京『リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s』(〜2025年6月30日)



ル・コルビュジエやミース・ファン・デル・ローエといった建築家たちが探求した、機能的で快適な戸建ての住まいを巡る展覧会。1920年代から70年代にかけて建てられた14のモダン・ハウスを軸に、彼らが目指したものは何かを探る。