February 1, 2025 | Art, Design | casabrutus.com
カーサが注目する、今週末の注目イベントをまとめてご紹介。はじまったばかりの展覧会から会期終了間近の展覧会まで、チェックしてみましょう!
●【東京】『須田悦弘』(~2025年2月2日)
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本物そっくりの雑草や花を木から彫り出す須田悦弘。建築家・白井晟一が設計した〈渋谷区立松濤美術館〉で彼の個展が開かれています。初期の作品から、この建物にあわせて作った新作までが並びます。
●【沖縄】『やんばるアートフェスティバル2024-2025』(〜2025年2月24日)
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沖縄北部の自然とアートが共鳴する芸術祭が、今年もついに開催されました。『やんばるアートフェスティバル2024-2025』は、やんばるの本来の姿に迫る「山原本然(やんばるほんぜん)」をコンセプトに、クリエイターたちが地域をアートで彩っています!
●【東京】松浦摩耶 写真展 『fugle』(〜2025年2月9日)
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デンマーク・コペンハーゲンを拠点に活動する写真家、松浦摩耶の写真展「fugle」が東京・外苑前の〈GALLERY CLASKA〉で開催中。コペンハーゲンや日本、そしてヨーロッパ各地を舞台に、日常の中に潜む美しい瞬間を丁寧に掬い上げてきた松浦。その視線が捉える景色や、柔らかな光、時の流れを写し出した作品たちは、観る者に心地よい余白をもたらしてくれる。
●【大阪】『CHORSINGSPIEL』(〜2025年5月11日)
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オペラや古典悲劇の様式と映像を組み合わせた展示が話題のドイツ人アーティスト、ウラ・フォン・ブランデンブルクの個展が、〈エスパス ルイ・ヴィトン大阪〉で開催されています。
●【東京】『堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE』(〜2025年4⽉6⽇)
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東京・立川の〈PLAY! MUSEUM〉にて、2025年1月22日から4月6日まで、希代のアートディレクター・堀内誠一の多彩な活動を紹介する『堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE』が開催される。
●東京『ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965』(〜2025年3月23日)
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建築のみならず絵画や彫刻でも業績を残したル・コルビュジエ。活動の後半期に彼は、建築の指揮のもとで絵画や彫刻をつなぐ試みを「諸芸術の綜合」と表現した。その彼が1930年代以降に手がけた絵画や彫刻、素描、タペストリーを集めた展覧会が開かれる。ル・コルビュジエの40歳代以降、円熟期の創作に注目した展覧会としては日本では初めてのものだ。
●【東京】『坂本龍一 | 音を視る 時を聴く』(~2025年3月30日)
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音楽家としての活動だけでなく、アーティストとの協働でも知られる坂本龍一。2023年に惜しくも没した彼の大型インスタレーションを包括的に紹介する展覧会が〈東京都現代美術館〉で開かれています。坂本の音とアートに体ごと包まれるような空間です。
●【東京】『ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子—ピュシスについて』(〜2025年2月9日)
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東京の美術館では初めてとなる毛利悠子の大型展『ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子—ピュシスについて』は、現代美術作家の視点から見た〈アーティゾン美術館〉のコレクションと自作との対話を見せるもの。彼女が読み解く近現代美術のもう一つの側面とは?
●【ロンドン】『Looks Delicious! Exploring Japan’s food replica culture』(〜2025年2月16日)
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日本中のご馳走が集合して、お腹がすいてきそうな光景。山田遊さん、食品サンプルの面白さってなんですか?
●【東京】『モネ 睡蓮のとき』(〜2025年2月11日)
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国立西洋美術館で開催中の展覧会「モネ 睡蓮のとき」のアンバサダーを務める石田ゆり子さんが今年6月、展覧会に数多くのモネ作品を貸し出したパリのマルモッタン・モネ美術館と、モネの終の住処であるジヴェルニーの家と庭園を訪ねました。『カーサ ブルータス』2024年11月号では未掲載の写真も追加して、その様子を紹介します。
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モネが晩年に移り住んだジヴェルニーで制作に打ち込んだ睡蓮の作品を中心とした展覧会が、東京・上野の〈国立西洋美術館〉で開催されている。楕円形の展示室では睡蓮の世界にどっぷり浸れます。
●【青森】『タグチアートコレクション×弘前れんが倉庫美術館 どうやってこの世界に生まれてきたの?』(〜2025年3月9日)
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かつて弘前に実在し、奈良の創作の原点にもなったロック喫茶「JAIL HOUSE 33 1/3」。〈青森県立美術館〉の展覧会『奈良美智:The Beginning Place ここから』で再現されたこのロック喫茶が展覧会終了にあたり〈弘前れんが倉庫美術館〉へ移築、常設展示が決定。“記憶が集まる倉庫“に、《A to Z Memorial Dog》に加え、ロック喫茶という奈良の青年時代の記憶が加わることになった。
●【ソウル】『minä perhonen design journey: the circle of memory』(〜2025年3月16日)
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2019年に開催された東京都現代美術館「ミナ ペルホネン / 皆川明 つづく」展。各地で巡回してきた同展は、新たな要素を加えてアップデートされ、〈ミナ ペルホネン〉初の韓国での展覧会として開催。今回の展覧会で新しく生まれた《Two Horses and Travelers》や、韓国のアーティストとのコラボレーションに込められた想いとは?
●【福岡】『藤本壮介展―太宰府天満宮仮殿の軌跡―』(〜2025年8月31日)
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太宰府天満宮御本殿の改修中に、参拝者を迎える「仮殿」の設計を担当した建築家・藤本壮介。3年限りの藤本建築を紹介する展示が〈太宰府天満宮宝物殿〉で開催中。