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【2024年人気記事TOP20】本と名言365|1位は茶道を発展させた、あの偉人!

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December 23, 2024 | Culture | casabrutus.com

これまでになかった手法で、新しい価値観を提示してきた各界の偉人たちの名言を日替わりで紹介する人気企画【本と名言365】から、2024年に最も読まれた記事TOP20をピックアップ!

【1位】家はもらぬほど、食事は飢えぬほどにてたることなり。(千利休)

戦国時代にわび茶の形を完成し、茶道を発展させた千利休。彼の言葉を通して、日本人の美意識の原型と言える、「わびの世界」の本質に迫ります。

【2位】旅は一人に限る。(安藤忠雄)

世界が尊敬する建築家、安藤忠雄は若き日に建築を求め、世界各地を旅してまわった。その旅をもって安藤が語った言葉とは。

【3位】才能なんて取るに足りない(ビル・エヴァンス)

モダン・ジャズを代表するピアニストとして世界の音楽シーンに影響を与えたビル・エヴァンス。『Waltz for Debby』をはじめ数々の傑作を生み出しながら、悲劇に満ちた人生を歩んだ巨匠が抱く音楽への信念。

【4位】一汁一菜とはただの「和食献立のすすめ」ではありません。「システム」であり、「思想」であり、「美学」であり、日本人としての「生き方」だと思います。(土井善晴)

和食を基礎とした家庭料理を探求し続ける料理研究家の土井善晴。日々の食事はごはんと具だくさんの味噌汁、漬物などの一菜があれば十分という「一汁一菜」のスタイルを提言。そこに込められた意味とは?

【5位】寿司屋とソバ屋と、酒場(私の場合は赤提灯だが)と喫茶店、これを一軒ずつ知っていれば、あとはもういらない。(山口瞳)

「洋酒天国」の編集者で、直木賞作家、31年に及ぶ連載「男性自身」の執筆でも知られる山口瞳。酒はもちろん、食やその店にも一家言持っていました。

【6位】ぼくのもっているテクニックを使って、必ずみんなのアンサンブルを整えることができるという自信を持っている(小澤征爾)

日本だけでなく世界のクラシック音楽を牽引した小澤征爾。指揮者として、教育者として、多くの人がこの人の周りに集まり、影響を受けてきました。みなが口を揃えるのは、その魅力的な人柄。若い頃に記した名著からその人となりが窺えます。

【7位】新しい自分が見たいのだ──仕事する(河井寛次郎)

一生をかけて釉薬と土の研究し、新しい陶器を生み出し続けた河井寬次郎。柳宗悦、濱田庄司とともに日本の民藝運動の中心人物としても知られる河井が綴った言葉。

【8位】一つの家屋は一つの住むための機械である。(ル・コルビュジエ)

住宅は住むための機械である……誰もが一度は目にしたことのある名言が登場から一世紀を迎えます。彼がそこに込めた意図とはなんだったのでしょうか。

【9位】ぼくにとって、空想の世界だけが、本当の生きる世界なのだ。(水木しげる)

『ゲゲゲの鬼太郎』を代表作に、妖怪漫画の第一人者として活躍した水木しげる。激動の人生を生き抜き、数々の名作を残した漫画家の理想の生き方とは。 

【10位】ハードルの大部分は自分に課したものなんだよね。そんなものは実際には存在しない。失敗も存在しない。(ヴァージル・アブロー)

革新的なアイデアでストリートウェアとハイファッションを掛け合わせ、アフリカ系アメリカ人として初めて〈ルイ・ヴィトン〉のメンズ部門でクリエイティブディレクターに就任したヴァージル・アブロー。ファッション業界に多大な影響を与えたヴァージルがハーバード大学の講堂に集まった若きクリエイターに伝えたかったこととは?

【11位】考えるな、思い煩うな、分別を持つな(鈴木大拙)

禅をはじめとする仏教や東洋思想を世界に広めた仏教学者、鈴木大拙。堅苦しく考えず、禅の教えに触れられる大拙の言葉を紹介します。

【12位】心に個性はありません。(養老孟司)

著書『バカの壁』で大ベストセラーを記録した、日本を代表する解剖学者、養老孟司。脳科学や解剖学の知識を交えながら、人や社会が抱える問題を独自の目線で切り込んできた養老が、今を生きる人たちに捧げるメッセージ。

【13位】建築空間は単なる手段ではない。(山本理顕)

今年、プリツカー賞を受賞した建築家の山本理顕は社会性の高い建築で人々のコミュニティのあり方を再定義しつづけている。その著作で語られる山本の思想を紹介する。

【14位】街の人びとがすぐなじめるとは思わないし、すぐなじまれてはむしろ困る。(白井晟一)

「孤高」、「異端」、「モダニズムに背を向けた哲学的建築家」と称される白井晟一。まるで環境との調和を無視したような異質な建物を生み出した白井の真意とは?

【15位】私は人間、とくに自分自身の存在がいちばん怖い。(伊藤潤二)

『富江』や『うずまき』をはじめ、数々の名作を手がけるホラー漫画家、伊藤潤二。画面に飲み込まれそうなほど美しく緻密な筆致、比類なき戦慄の物語で、世界中を震撼させるホラー漫画の旗手にとって「本当に怖いもの」。

【16位】作品と呼べるのは自分が考えた設問があり、それに自分が答えたものであるはず。(舟越桂)

西洋でメジャーな体全体の表現とは一線を画す、木彫半身像の作品で知られる彫刻家・舟越桂。その芸術観について、大量のメモ書きを残してきました。

【17位】言葉が頭を支配している間は絵が描けても、魂は描けない(横尾忠則)

鮮やかな色遣い、大胆な構図、一度見たら忘れられない作風の美術家・横尾忠則。美術家としての活動と並行して、多数のエッセイや書評などの文章を発表してきた横尾が語った「言葉」について。

【18位】一杯の濃い紅茶は二十杯のうすい紅茶にまさるというのが、わたしの持論である。(ジョージ・オーウェル)

ビック・ブラザーが支配する全体主義国家を描いたディストピアSF小説『一九八四年』の生みの親で、ルポルタージュの作品も手掛けた作家ジョージ・オーウェル。その作風から政治的な側面が強調されがちですが、衣食住や文化についての小文も数多く残しています。

【19位】コップに三分の一くらい注いで、飲んじゃいれ、飲んじゃいれして飲むのが、ビールの本当にうまい飲み方なんですよ。(池波正太郎)

時代小説家で映画評論家、そして美食家でもあった池波正太郎。50歳半ばを過ぎてから語った「作法」とは。

【20位】僕にとっての「SF」は、サイエンス・フィクションではなくて、「少し不思議な物語」のSとFなのです。(藤子・F・不二雄)

『ドラえもん』『パーマン』『キテレツ大百科』等、46年のキャリアの中で5万ページもまんがを描いた藤子・F・不二雄。藤子作品に通底する、「少し(S)不思議(F)」に込めた思い。


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