August 19, 2024 | Art, Design | casabrutus.com
“神出鬼没”で知られ、次々に新たな作品を発表しているバンクシー。いまなお多くが謎に包まれている彼に関する記事をまとめました。
●バンクシーはなぜパレスチナで作品を描き続けるのか？
バンクシーの代表作《花を投げる人》は実はパレスチナ問題を描いた作品です。ガザ地区でイスラエル軍とハマスの戦闘が続く今こそ、バンクシーがパレスチナで活動してきた20年間をおさらいし、作品を通じて訴えてきたメッセージを改めて考えてみたい。
●バンクシー監修、〈ディズマランド〉とはなんだったのか!? 潜入リポート。
バンクシーが「悪夢のテーマパーク」とうたい、2015年の8月から5週間限定でオープンした〈ディズマランド〉。それは、ロンドンから電車で2時間半のウェストン・スーパー・メアという地にあった。ゲリラアーティストとして活動を続けるバンクシーの本拠地、ブリストルのほど近く。そのため「付近の街おこしのために作られたのでは？」という噂を現地で聞くことができた。2.5エーカーもの敷地を使い、17か国約50人のアーティストによる現代アートが散りばめられた、他にない壮大な「テーマパーク」とは。
●バンクシーが描いた、コロナ時代のグラフィティ。
ストリートアーティストなのに、ストリートに出られないーー。新型コロナウイルスが世界的に猛威をふるった2020年、バンクシーは致命的なアイデンティティー・クライシスに直面した。もちろん都市封鎖（ロックダウン）も顧みず、屋外で作品を描くグラフィティライターやストリートアーティストも少なくなかった。しかし、新作を描けば、世界各国のマスコミがこぞって速報するバンクシーとなると話は別である。現地に人が集まってクラスターが発生すれば、多くの市民を命の危険にさらすことになるからだ。
パンデミック下において発表されたバンクシーの新作に込められた意味とは。
●バンクシー「心ない破壊には、…」【本と名言365】
世界を震撼させる「破壊」は衝動のみにならず。バンクシーの公式画集に記された自身の言葉とは？
●【バンクシー検定】あなたについて知るわずかなこと。
2018年の「シュレッダー事件」や、小池百合子都知事の「カワイイねずみ」ツイートにより、日本でも広く名が知れ渡ったアーティスト、バンクシー。しかしその素顔は、いまなお多くが謎に包まれています。彼が残してきた足跡から、覆面の裏側へと迫る設問にチャレンジ！ Casa BRUTUS 2020年3月号『バンクシーとは誰か？』とあわせてお楽しみあれ。
●『バンクシー展 天才か反逆者か』レポート
2018年からモスクワ、マドリード、リスボン、香港など世界5都市で開かれ、日本では2020年に開催された展覧館『バンクシー展 天才か反逆者か』。主催者自ら「AN UNAUTHORIZED EXHIBITION（無許可の展覧会）」と称する展覧会をレポート。
●『バンクシーって誰？展』レポート
東京・天王洲の〈寺田倉庫G1ビル〉で開催された、日本では2つ目となるバンクシーをテーマにした非公式（unauthorised）の展覧会『バンクシーって誰？展』は、バンクシーが描いたグラフィティをストリートごと再現した展示が特徴。そこで、展示内容をCasa BRUTUS特別編集『バンクシーとは誰か？【完全版】』に掲載した実際の作品を引用しながら紹介します。
●バンクシーが起こした狂乱の1か月に密着！
世界各地でゲリラ的に作品を描くことで知られている、謎の覆面ストリートアーティスト・バンクシー。彼のニューヨークでの1か月間の活動を追ったドキュメンタリー映画をご紹介します。
●バンクシー映画のあの人物、Mr.ブレインウォッシュに直撃インタビュー！
映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』で、ストリートアーティストの追いかけ転じて、自身が「大物アーティスト」になってしまったMr.ブレインウォッシュ。今は一体どうしているのか気になり、インタビューを敢行しました!
●Casa BRUTUS特別編集『バンクシーとは誰か？【完全版】』発売中！
あの事件の真相から作品解説まで、バンクシーのことがよくわかる本。
