February 17, 2024 | Art, Culture, Design | casabrutus.com
カーサが注目する、週末の注目イベントをまとめてご紹介。はじまったばかりの展覧会から会期終了間近の展覧会まで、チェックしてみましょう!
●【東京】『ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし/ Wim Wenders’s Lucid Gaze』(〜2024年3月2日)
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現代を代表する映画監督ヴィム・ヴェンダースによる、デジタルアート作品と写真を中心とした展覧会が東京・中目黒の〈N&A Art SITE〉で開催されている。映画にとどまらない、幅広い分野を横断するアーティストとしての才能を、改めて感じることができる。
●【東京】『ORCHID ISLAND』(〜2024年2月24日)
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近年、国際的に注目を集めるフランス出身のアーティスト、ローラン・グラッソ。現在、六本木の〈ペロタン東京〉では彼の個展『ORCHID ISLAND』が開催中です。展示作品は台湾の実在する島がモチーフ。その制作背景や作品で意図したことについて本人に話を聞きました。
●【青森】『奈良美智: The Beginning Place ここから』(〜2024年2月25日)
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故郷の青森での大規模な個展『奈良美智: The Beginning Place ここから』。音楽が好きで、旅をし続けていて、子どもの頃からの読書家である奈良美智という人。そして描く絵によって多くの人の心を揺さぶったり、鎮めたりする人。そんな彼の本を見ていこう。
●【沖縄】『やんばるアートフェスティバル2023-2024』(〜2024年2月25日)
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沖縄本島北部、やんばる(山原)地域で毎年開催されているアート&クラフトの芸術祭が、今年も開催中。世界自然遺産「やんばる」の魅力を伝える、アートやイベントが豊富です。
●【北海道】『札幌国際芸術祭2024』(〜2024年2月25日)
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3回目を迎えた「札幌国際芸術祭」は初めての冬の開催。輝く雪とアートが並ぶ、見どころ満載の芸術祭です。
●【北海道】《INTO SIGHT at SIAF2024 -リアルとバーチャルが融け合う世界へ-》(〜2024年2月25日)
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『札幌国際芸術祭2024』が開幕! 初めての冬の開催になる今回の見どころの中でも、ソニーグループのクリエイティブセンターが手がける《INTO SIGHT》は必見です。特別な没入感が体験できる、新しいメディアプラットフォームの実験的な展示です。
●【京都】京都市美術館開館90周年記念展『村上隆 もののけ 京都』(〜2024年9⽉1⽇)
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村上隆の国内約8年ぶりとなる大規模個展が、2024年2月3日から〈京都市京セラ美術館 新館 東⼭キューブ〉で開催。初公開の新作約160点のほか、京都〈南座〉で公演中の「十三代市川團十郎白猿襲名披露興行」祝幕の原画となった絵画作品も展示されます。
●【東京】『キース・へリング展 アートをストリートへ』(〜2024年2月25日)
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NYのアートシーンから登場し、1990年に31歳の若さで亡くなるまで、メディアを越境したさまざまな活動で後世に残る作品を手がけてきたキース・ヘリング。彼の約150点もの作品が一堂に会した展覧会『キース・ヘリング展 アートをストリートへ』が、東京・六本木の〈森アーツセンターギャラリー〉で開催中。6つのセクションを巡りながら、彼が追及したアートの姿とそのメッセージを読みときます。
●【ソウル】『Van Cleef & Arpels: Time, Nature, Love/ヴァン クリーフ&アーペル:時、自然、愛』(〜2024年4月14日)
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〈ヴァン クリーフ&アーペル〉の貴重なジュエリー作品やアーカイブ資料が集う展覧会が韓国・ソウルの〈Dミュージアム〉で開催中。時間と創造を積み重ねたメゾンの美の世界を体験できます。
●【香川】『時のてざわり-Grains of Time in Mind』(〜2024年2月25日)
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写真家・新津保建秀の展覧会『時のてざわり-Grains of Time in Mind』が香川・高松の〈四国村ギャラリー〉にて開催中。これまで撮影してきた和三盆づくりのための民具の写真と実物の民具、そして本展のために撮り下ろした写真で構成される本展。過去と現在を往復しながら、2つの世界を繋ぐ展示空間が広がっている。
●【東京】『坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア』(〜2024年3月10日)
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音楽だけでなくさまざまなメディアを横断していた坂本龍一。惜しくも2023年に逝去した彼は、世代を超えたさまざまなアーティストたちとのコラボレーションにもつねに積極的でした。それを再構成した展示が東京で開かれています。坂本の多面性を改めて体験できる展覧会です。
●【山口】『Afternote 山口市 映画館の歴史』(〜2024年3月17日)
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開館20周年を迎えた〈山口情報芸術センター[YCAM]〉で、すべて閉館した山口市内の映画館にまつわる展覧会《Afternote(アフターノート)山口市 映画館の歴史》が開催されている。志村信裕がディレクションに携わったインスタレーションや新作映像には、映画館という場の持つ力が詰めこまれ、山口市に限らない普遍的な記憶を呼び覚ます。
●【東京】『櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!』(〜2024年4月14日)
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俳優、MC、キャスターなどマルチに活躍する嵐の櫻井翔さんによる初の個展『櫻井翔 未来への言葉展』が、『櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!』展として、立川の〈PLAY! MUSEUM〉で開催中。追加コンテンツとして、「あ」から「ん」まで、櫻井さんの好きなもの45個を並べ、それらをアーティストのクリハラタカシ氏が描いた「すきのあいうえお」を展示しています。
●【神奈川】『モダン・タイムス・イン・パリ 1925-機械時代のアートとデザイン』(〜2024年5月19日)
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機械の美を愛でる。今から100年前に生まれたトレンド「マシン・エイジ」をテーマにした展覧会が箱根の〈ポーラ美術館〉で開かれています。機械と人間の出合いのさまざまな様相を表現するデザインやアートが並びます。
●【東京】『帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築』(〜2024年3月10日)
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機械の美を愛でる。今から100年前に生まれたトレンド「マシン・エイジ」をテーマにした展覧会が箱根の〈ポーラ美術館〉で開かれています。機械と人間の出合いのさまざまな様相を表現するデザインやアートが並びます。
●【東京】『建築家・吉村順三の眼(まなざし) ーアメリカと日本ー』(〜2024年3月28日)
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アントニン・レーモンドのもとで学び、戦前から戦後にかけて何度も渡米した建築家、吉村順三。日本とアメリカで見たものが彼の建築にどう響いていたのかをひもとく展覧会『建築家・吉村順三の眼(まなざし)―アメリカと日本』が東京・江東区の〈ギャラリーエークワッド〉(主催・企画)で開かれています。監修は神奈川大学教授、京都工芸繊維大学名誉教授の松隈洋。めずらしい資料も並ぶ貴重な機会です。
●【映画】『PERFECT DAYS』(2023年12月22日〜)
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オール日本ロケで撮影された最新作『PERFECT DAYS』。舞台になったのは〈THE TOKYO TOILET〉でした。「あのトイレ作品を知ったときは本当に驚きました」とヴィム・ヴェンダース監督は語ってくれました。
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●【パリ】『Breath of Architect( 建築家の息吹き)』(〜2024年4月21日)
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ジャン・ヌーヴェルのガラスの建築で知られるパリの〈カルティエ現代美術財団〉。こちらでインドのスタジオ・ムンバイを主宰するビジョイ・ジェインの展覧会『Breath of Architect( 建築家の息吹き)』が始まった。会場でのジェインへのインタビューを盛り込みながら、レポートしたい。
●【東京】『オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期』(〜2024年3月31日)
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11月に開業した〈麻布台ヒルズ〉。アートを軸にした空間構成も話題です。そのうちの一つ、〈麻布台ヒルズギャラリー〉のオープニングを飾るのはオラファー・エリアソン。地球とコラボレーションしたような作品が並びます。
●【群馬】アーツ前橋 開館10周年記念展『ニューホライズン 歴史から未来へ』(〜2024年2月12日)
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群馬県前橋市の公共美術館〈アーツ前橋〉の開館10周年を記念した『ニューホライズン 歴史から未来へ』展が開催中。メイン会場の〈アーツ前橋〉を中心に市内各地にも作品が並ぶ、いわば芸術祭のようなスケール感が特徴の本展。その見どころをレポートします。
●【映画】『春の画 SHUNGA』(2023年11月24日〜)
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ただの ”エロいアート” ではない春画の魅力に迫った映画『春の画 SHUNGA』が2023年11月24日より公開される。平田潤子監督に話を聞いた。
●【広島】『シャルル・ムンカ“Tameshigaki (entre les lignes)”』(〜終了日未定)
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サポーズデザインオフィスの広島事務所が移転し、オフィス機能だけでなく食事エリアやギャラリー/イベントスペース、さらにはサウナも内包する複合施設〈猫屋町ビルヂング〉が誕生。2Fのイベント&ギャラリースペースではフランス人アーティスト、シャルル・ムンカの展示を開催中。
●映画『アアルト』(2023年10月13日〜)
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建築、インテリアデザインの分野で活躍し、北欧デザインを代表する1人であるアルヴァ・アアルト。彼が歩んだ78年の生涯を、各年代の代表作や象徴的な出来事とともに振り返る映画『アアルト』が公開となる。
●【東京】『アニッシュ・カプーア Anish Kapoor』(〜2024年3月29日)
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半世紀以上前に建てられた宮脇檀による画期的な住宅がギャラリーとして再出発。畳の部屋でアニッシュ・カプーアの作品が鑑賞できます。
●【東京】『“おかえり” New layout at Karimoku Commons Tokyo』(〜2024年3月末)
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東京・西麻布の〈カリモク コモンズ トウキョウ〉で、〈MAS〉の新作をはじめ、各コレクションから新製品、新塗装色などの家具が展示されています。この空間スタイリングを手がけたのはインテリアスタイリストの作原文子。展示に先立ち、作原は縁の深いデンマーク・コペンハーゲンを訪問し、スタイリングのための買い付けを行いながら、インスピレーションを深める時間を過ごしました。その旅の一端をお届けします。
●【愛媛】『道後アート2023 クラフトミュージアム』(〜2024年2月29日)
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松山・道後温泉地区で開催中の『道後アート2023』にて、新プログラム『クラフトミュージアム』がスタート。愛媛のクラフト/伝統工芸をテーマに、クリエイターによるポップアップショップとアーティストによる作品展示の、2つの企画が行われる。インテリアスタイリストの作原文子と〈マリメッコ〉や〈アラビア〉で活躍したデザイナー・石本藤雄のコラボアイテムなど、ここでしか出会えないアイテム/作品が集結!
●映画『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』(2023年7月15日〜)
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〈国立西洋美術館〉で働く人々の知られざる姿と、日本の文化事業の抱える課題を映し出した作品が公開に。