September 23, 2023 | Art, Design | casabrutus.com
カーサが注目する、週末の注目イベントをまとめてご紹介。はじまったばかりの展覧会から会期終了間近の展覧会まで、チェックしてみましょう!
●『Life is beautiful : 衣・食植・住 “植物が命をまもる家となり、命をつなぐ食となる” 』(~2023年10月29日)
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〈eatrip〉を主宰する料理人の野村友里さんと、〈The Little shop of Flowers〉主宰の壱岐ゆかりさん。東京・原宿の同じ敷地に店を構え、20年来の友人でもある2人が、表参道の〈GYRE GALLERY〉で2年ぶりの展覧会を開催。今回のテーマは、前回の「衣・食植」の続編となる「食植・住」。期間は2023年10月29日まで。
●【東京】『吉岡徳仁 FLAME ガラスのトーチとモニュメント』(〜2023年11月5日)
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2021年に開催された『TOKYO 2020オリンピック』では、桜をモチーフにした聖火リレートーチをデザインして話題を呼んだ吉岡徳仁。その吉岡がふたたびデザインしたトーチはなんと透明なガラス製だ。デザインしたかったのは「炎」という光そのものでした。
●【東京】『宇川直宏展 FINAL MEDIA THERAPIST @DOMMUNE』(~2023年11月5日)
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AI時代に作家は作品のどこに存在しているのか? 「DOMMUNE」開局から13年、宇川直宏が語ること。
●【兵庫】『Perfume COSTUME MUSEUM』(〜2023年11月26日)
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Perfumeが楽曲やライブで着用してきた衣装約170点を展示する展覧会『Perfume COSTUME MUSEUM』が、〈兵庫県立美術館〉にて開催中。デビューから時系列に衣装を展示しながら、その変遷を辿っていく。メンバー自身がセレクトしたお気に入りの衣装を展示するコーナーも!
●【東京】『濱野年宏 伝統と現代のハーモニー 聖徳太子絵伝四季図大屛風(中宮寺蔵)と新作』(〜2023年10月14日)
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東京・大手町の〈丸紅本社ビル〉内のアートスポット〈丸紅ギャラリー〉にて、9月12日から『濱野年宏 伝統と現代のハーモニー 聖徳太子絵伝四季図大屛風(中宮寺蔵)と新作』が開催されている。高松在住のアーティスト・濱野年宏による、海外でも高い評価を得た作品の凱旋記念展だ。
●【東京】『土方久功と柚木沙弥郎 熱き体験と創作の愉しみ』(〜2023年11月5日)
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戦前から戦後にかけて、ミクロネシアの人々の暮らしをテーマに木彫レリーフや水彩画を制作した彫刻家の土方久功。芹沢銈介のもとで学び、100歳を迎えた今なお国内外で高い評価を集める染色家の柚木沙弥郎。創作に情熱を注ぎ、多岐にわたる表現方法に取り組んできた両者の世界に触れる展覧会が、東京の〈世田谷美術館〉で行われる。
●【東京】SMBC ART HQ Part2 『Portraits –Obayashi Collection』(〜2023年10月20日)
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古来より普遍的なテーマである「人間を描くこと」にフォーカスした『Portraits』展が、三井住友銀行東館1Fの〈アース・ガーデン〉で2023年8月25日〜10月20日まで開催。現代作家から古美術まで、大林コレクションから33点、SMBCコレクションから3点を展示する。
●【埼玉】『冨安 由真 影にのぞむ』(~2023年9月24日)
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天井から吊されたたくさんの手。〈原爆の図 丸木美術館〉で展示されている冨安由真のインスタレーションは原爆の記憶と強く結びついたもの。彼女がいつか、取り組まなければと考えていた作品です。
●【オスロ】30周年記念展『Before Tomorrow』(〜2023年12月3日)
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ノルウェー・オスロに位置するコンテンポラリーアートに特化した〈アストラップ・ファーンリー美術館〉。現在開催中の30周年を記念したコレクション展は、各時代を反映する名作を通して70年代から現代までを旅するような興味深い内容だ。いかにしてこの充実したコレクションは誕生したのだろうか。展覧会の内容とともに、その軌跡に迫る。
●【千葉】『ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室』(〜2023年11月5日)
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バウハウス、ブラックマウンテン・カレッジ、イェール大学で教鞭を執り、後進の指導にあたったジョセフ・アルバース。画家として、また教師としてのアルバースにスポットをあてた展覧会が開かれます。彼の授業を追体験しているような気持ちになれる展示です。
●【神奈川】『シン・ジャパニーズ・ペインティング 革新の日本画―横山大観、杉山寧から現代の作家まで』(〜2023年12月3日)
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有名な印象派の作品だけでなく、日本画のコレクションも充実している、箱根の〈ポーラ美術館〉。「シン・ジャパニーズ・ペインティング」展は、同館では13年ぶりに開かれる日本画の展覧会。杉山寧から現代美術まで、日本画がどのように発展してきたかが楽しめます。
●【東京】『L>espace)(...』(〜2024年1月8日)
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今年4月に〈草月会館〉で行われた展示も記憶に新しいエヴァンスの最新個展が〈エスパス ルイ・ヴィトン東京〉で開催。
●【愛媛】『道後アート2023 クラフトミュージアム』(〜2024年2月29日)
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松山・道後温泉地区で開催中の『道後アート2023』にて、新プログラム『クラフトミュージアム』がスタート。愛媛のクラフト/伝統工芸をテーマに、クリエイターによるポップアップショップとアーティストによる作品展示の、2つの企画が行われる。インテリアスタイリストの作原文子と〈マリメッコ〉や〈アラビア〉で活躍したデザイナー・石本藤雄のコラボアイテムなど、ここでしか出会えないアイテム/作品が集結!
●【茨城】『公共建築はみんなの家である』(〜2023年10月9日)
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〈せんだいメディアテーク〉や〈まつもと市民芸術館〉など、その土地を代表する公共建築を数多く設計してきた伊東豊雄。彼が手がけた5つの公共建築を、模型や写真、映像などの資料を通してひもといていく展覧会が、自身の最新建築〈水戸市民会館〉にて開催中。
●【石川】『アニメ背景美術に描かれた都市』(〜2023年11月19日)
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アニメーション映画の背景美術にスポットを当てた、ユニークな展覧会が金沢で開催。その見どころとは?
●【ヘルシンキ】『ヘルシンキ・ビエンナーレ 2023』(〜2023年10月22日)
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2021年に始まった現代アートの国際展『ヘルシンキ・ビエンナーレ』。夏のフィンランドの自然とアートが両方楽しめます。
●【ベルリン】『When Animals Become Art. Leiko Ikemura at Feuerle Collection』(〜2024年1月7日)
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現代と古典アジアアートに特化したベルリンのギャラリー〈フォイエレ・コレクション〉で、美術家イケムラレイコの『動物がアートになるとき』展がスタート。同館設立者であり、蒐集家としても知られるデジレ・フォイエルレ氏との、妥協のないコラボレーションは必見です。
●映画『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』(2023年7月15日〜)
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〈国立西洋美術館〉で働く人々の知られざる姿と、日本の文化事業の抱える課題を映し出した作品が公開に。
●【ヴェネチア】『ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展』(~2023年11月26日)
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Laboratory of the Future - 「未来のための実験場」をテーマに開催中の『ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展』。今回は総合キュレーターを初のアフリカ系となるレズリー・ロッコが務め、展示も半数以上がアフリカをはじめとする「グローバルサウス」系に。男女比は50:50、展示者の平均年齢も43歳とグッと若返り、時代の変化をリアルに感じる内容になっている。
●【ロンドン】『David Hockney: Bigger & Closer (not smaller & further away)』(〜2023年10月1日)
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再開発が続くロンドンのキングスクロス、Metaが入居するビルの一角に新タイプのアートスペース〈ライトルーム〉がオープン。その柿落としでデイヴィッド・ホックニーの没入型展覧会が開催中。
●【青森】『大巻伸嗣―地平線のゆくえ』(〜2023年10月9日)
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東北初となる大巻伸嗣の個展が〈弘前れんが倉庫美術館〉で開催中。大半は本展のために制作されたという、青森と向き合った新作だ。
●【東京】森美術館開館20周年記念展『ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会』(〜2023年9月24日)
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森美術館の開館20周年記念展『ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会』が開幕! 勉強が好きだった人も、嫌いだった人も楽しめる展覧会です。
●【東京】森美術館開館20周年記念展『ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会』(~2023年9月24日)
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〈森美術館〉で開かれているグループ展『ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会』で宮永愛子はナフタリンで靴をかたどった作品《Root of Steps》を出品した。